わきが治療の新兵器はレーザーです

女性にとってわきがは、深刻な悩みの1つでしょう。彼に嫌われるのではないだろうか、制汗剤で臭いを完全に抑えられるだろうか、などと常に気にしなくてはなりません。近年は、夏だけではなく冬でも暖房が良く効いている部屋にいると、腋に汗を掻きやすい環境下です。夏も冬も一年中、わきがに悩んでいるという人も、少なくありません。

このようなわきがの悩みに対して、従来のわきが治療は、ボトックス注射や外科手術でした。しかしボトックス注射で汗の分泌を抑えることは出来ても、効果の持続が半年前後だと言うことが大きなデメリットです。また、外科手術は、皮膚を切り取って汗腺を切除するので、1週間くらいは安静が必要だし、腫れやしびれなどのリスクも伴います。

そこで、より効果的で安全性の高いわきが治療として近年登場したのが、レーザーを使った治療です。わきの下にマイクロ波を照射して、その熱で汗腺の組織を破壊するという最新治療です。

1時間ほどの治療時間で、局所麻酔で施行できます。施術後の痛みも少なく、その日のシャワーもOKです。そして長期間効果が持続するというのも魅力です。さらに、レーザーによるわきが治療は、アポクリン腺を破壊する際に脱毛も同時にできるので、まさに一石二鳥と言えるでしょう。

汗腺がなくなると、体温調節に影響するのではないのだろうかと、心配になる人もいるかもしれませんが、わきの下に存在する汗腺は体全体の約2%ほどなので、体温調節機能にはまったく影響しないので、その点は安心してください。

多くの人は、1~2回のレーザー治療で効果が期待できます。8割の人がわき汗とにおいの両方面で1年以上の効果を実感しているというデータもあります。レーザー治療の推奨年齢は18歳以上、治療費の相場は35万円~45万円ほどです。

わきがで悩んでいる人は、一人で悩んでいるとそれがストレスとなりますます悪化してしまいます。まずはわきがのレーザー治療を行っている美容外科などでご相談ください。

軽度のわきが治療は病院でも自宅でもできる

軽度のわきが治療にはボトックス注射が効果的です。ボトックス注射にはボツリヌス菌から抽出されるタンパク質が入っています。これが発汗を促進するアセチルコリンの分泌を抑制するため、汗の量が減って臭いも拡散されにくくなるという仕組みです。アポクリン汗腺に注入することで、症状が改善します。効果は3ヶ月くらいしか持続しないので、定期的に注射を打つ必要はあります。臨床試験で安全な量は分かっているため、継続して治療を受けても重篤な副作用が出る心配はありません。外科手術のようにメスを使わないので体への負担が小さいです。ボツリヌス菌は筋肉の緊張を和らげる作用もあります。そのためかつては注射を打った後に腕が重だるくなったりしびれたりするといった副作用が報告されていました。しかし現在では真皮下層に注入することで副作用が出にくくなると分かっているため、副作用の報告は減っています。また軽度であれば病院に行かなくても、自分で症状を抑えることも可能です。塩化アルミニウム液を使った方法は、制汗剤を使う頻度を減らせます。塩化アルミニウム液には汗を分泌する穴を変形させる作用があり、汗が出にくくなります。殺菌効果もあるため、汗をかいても雑菌が繁殖しにくいです。塗っている間しか効果はないので、持続時間を重視するならばボトックス注射が適しています。また塩化アルミニウム液が汗で流されても効果が期待できません。日中は体を動かすことで汗をかいてしまうので、寝る前に塗るのがポイントです。ティッシュに塩化アルミニウム液を染み込ませて、脇全体に塗ります。寝る前ならばリラックスしているので、精神的な発汗も抑えられます。手足の汗を抑える時も有効ですが、特に脇は高い効果を発揮します。食事の改善でわきがが気にならなくなった人もいます。軽度のわきがと考えている人の中には、実際はわきがではなくわきが体質であったというケースが少なくありません。糖分や脂質を過剰摂取していると、わきが体質になり体臭がきつくなります。日本は食の欧米化により、肉や高カロリーのデザートを食べる人が増えました。食事のバランスが崩れている人は、野菜や魚を中心にするだけで臭いが抑えられることがあります。肉を食べる時は脂肪分が多い部位ではなく、モモやヒレを優先します。ジャンクフードやお菓子は手軽で美味しいですが化学物質である添加物も臭いの原因となるので、食べ過ぎに注意します。

重曹を使って行なう効果的なわきが治療の方法

普段の生活の中で、たいへん簡単に手に入れることのできる重曹ですが、実はわきが治療に大きな効果があると言われています。なぜなら、弱アルカリ性の性質を持つ重曹には、臭いの元とも言える成分、つまり酪酸や醋酸といったものの酸性を中和させる作用があるからです。
そんな重曹を使って効果的にわきが治療を行なうためには、いったいどうしたらよいのでしょうか。自分で行なうことのできる一つの効果的かつ簡単な方法は、直接重曹をわきの部分に塗るというものです。また、水で薄めた重曹液を作っておき、それをスプレー容器などに入れてわきに吹きかけることもできます。このようにするなら、消臭スプレーとしていつでも吹きかけて使用できるため、非常に便利な方法と言えるでしょう。そんな消臭スプレーを作るために必要なものはすべて、スーパーやドラッグストアなどでも簡単に購入できるため、たいへん手軽に行なえるわきが治療の一つと言えるでしょう。
また、効果的なわきが治療の方法として是非とも試してみたい別のものは、重曹が入ったお風呂に入ることです。やはり方法は簡単で、入浴の際、お湯の中に一握りほど入れて溶かし、そのお湯にゆっくり浸かるだけです。この方法によって、わきがの臭いを含め、気になる体臭の原因とも言える酸性物質やアルカリ性物質を消す消臭効果を期待することができるでしょう。
さらに、最近では重曹を使用して作られた石鹸が市販されるようになっています。入浴時にこうした石鹸を使って、わきをきれいに洗うようにするのも、わきが治療には効果的であると言えるでしょう。ちょうど洗顔時に使う角質除去剤のスクラブが、お肌の余分な角質や汚れをきれいに取り除いてくれるように、この石鹸を使ってわきを洗うようにするなら、粒子が細かく、なおかつ結晶の柔らかい重曹によって、皮膚の汚れがきれいに取り除かれることでしょう。結果として、気になるわきがの臭いを消してくれるのです。